今回は、外壁塗装において非常に重要な「下塗り」の工程について、最近の施工事例をご紹介します。下塗りは、外壁の耐久性や仕上がりを大きく左右する工程のため、特にこだわりを持って行っています。

1. 施工前のチェック
現地調査の際、外壁の表面がかなり劣化していることが確認されました。このまま上塗りをしてしまうと、塗膜の剥がれや耐久性の低下を招く可能性が高いため、下塗りの工程でしっかりと外壁と上塗りの密着を強化することが必要でした。

2. 高圧洗浄
まずは、高圧洗浄を行い、汚れや既存の塗膜をしっかりと洗い落としました。高圧洗浄は、塗装の密着性を高めるために不可欠な作業です。この工程で、外壁の細かいひび割れや凹凸の状態も確認しました。

3. 下塗りの実施
下塗りには、外壁と上塗りの塗料をしっかりと密着させるための「シーラー」と呼ばれる下塗り材を使用します。今回の住宅の外壁は、モルタル仕上げであったため、モルタル用に高い浸透性を持ったシーラーを選定しました。

4. 下塗り後の確認
下塗りが完了した段階で、外壁全体に均一な色合いと滑らかな手触りが確認できました。この状態になると、上塗り塗料の密着性がしっかりと確保され、長持ちする塗膜が実現できます。

まとめ
下塗りは、塗装全体の品質を決める非常に重要な工程です。株式会社田口塗装では、地域の皆さまの大切なお住まいを守るため、下地処理に細心の注意を払って施工を行っています。外壁塗装でお悩みの方は、ぜひ私たち田口塗装にご相談ください。

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